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宿野かほる「ルビンの壺が割れた」覆面作家の鮮烈なデビュー作!あらすじ・感想

今回は、2017年08月に発売された「ルビンの壺が割れた」を紹介します。 前回のブログで紹介した「はるか」の作者でもある宿野かほるさんのデビュー作です。それにしても、ゾッとする内容の小説でした。 創作の部分も、もちろんあるのでしょうが、実話が基になっているというのも薄気味悪さに拍車をかけていますね。
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宿野かほる「はるか」AIとの愛を問う心打たれるラスト!あらすじ・感想

昨年「ルビンの壺が割れた」で、デビューした話題の作家、宿野かほるさん。今回紹介するのは第2作目になる「はるか」。初読みの作家さんでしたが、ページ数が少ないぶんテンポよく進んでいきました。作中、「AIに心はない、そんな風に見えるだけ」というセリフがあります。 そのことをわかっているはずのAIプログラマーでさえ心を奪われてしまう恐ろしさを感じると同時に、愛の哀しみに胸が詰まる作品でした。
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東野圭吾「魔力の胎動」あらすじ・感想!五感を超えた奇跡の能力

表題作となった「魔力の胎動」は「ラプラスの魔女」に繋がる前日譚。 被害者家族の謎の死以外にも、桑原と不審な女性の正体などミステリー要素が含まれており、円華は出てきませんが十分楽しめます。
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湊かなえ「未来」悲痛な少女期を乗り越え、いつか夢の国へ

先月、5月19日に発売された湊かなえさんの「未来」を読んだので、あらすじを紹介します。 「イヤミス」な作品が多い湊かなえさんですが、読後感はそれほど悪くない本作でした。 湊作品によく見られる「母娘の強い絆」を感じる場面もあれば、心無い教師や大人達に酷い目に遭いながらも、エピローグでは明るい未来を信じる章子と亜里沙に希望を予感させます。
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東野圭吾「ラプラスの魔女」あらすじ・感想!不可能犯罪を成立させた悪魔の能力とは

東野圭吾さん原作の「ラプラスの魔女」が映画化されます。 人為的には不可能に見える出来事を可能にするSFミステリです。 公開日は5月4日。今週の金曜日です。 主役の青江修介を務めるのはアイドルグループ「嵐」のメンバー櫻井翔さん。 櫻井さん以外にも広瀬すずさん、福士蒼汰さんと魅力的な俳優陣が出演します。 今回は映画が公開される前に原作小説のあらすじを紹介します。
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岡部えつ「嘘を愛する女」あらすじ・感想!一緒に暮らした時間さえも嘘なのか?

長澤まさみさんと高橋一生さんが共演した現在公開中の映画「嘘を愛する女」の小説版を読んでみました。この作品は一応フィクションとなっていますが、ニュースに取り上げられたこともある実話を題材にして作られたそうです。ページ数は少なめでサクサク進めて、普段小説を読まない人でも読みやすい内容だったと思います。
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今村昌弘「屍人荘の殺人」あらすじ・感想!常識を超えたクローズド・サークルに3冠受賞も納得の1冊

今回紹介する作品は、今村昌弘さんの「屍人荘の殺人」です。この作品は第27回鮎川哲也賞を受賞したのを皮切りに、「このミステリ―がすごい!2018」「週刊文春ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」と、2017年の国内主要ミステリ小説賞で見事1位になり、デビュー作で3冠を受賞という史上初の快挙を達成しています。
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伊坂幸太郎「ホワイトラビット」あらすじ・感想!泥棒黒澤が挑む驚きの逆転劇

警察に完全に包囲された絶望的な状況で相手を巧みにを欺き、驚きの逆転劇を見せる 伊坂幸太郎さんの「ホワイトラビット」。 2018年度版の「このミステリーがすごい!」第2位に選ばれ、他にも出版界における有名ミステリーランキング上位にランクインされた注目の一冊です。
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カズオ・イシグロ「日の名残り」あらすじ・感想!過去を悔いる衝撃の告白

今回紹介する作品は、1989年にイギリスで最高の文学賞とされるブッカー賞を受賞したカズオ・イシグロさんの「日の名残り」です。 以前紹介した「わたしを離さないで」でもそうでしたが、カズオ・イシグロさんの作品は「信頼できない語り手」というテクニックを用いて現時点から過去を回想する形がよく使われています。ですから、主人公の記憶を信じていいのか考えながらページをめくっていく必要があります。
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東野圭吾「パラドックス13」あらすじ・感想!東京から人が忽然と消えた

東野圭吾さんといえば「白夜行」や「容疑者Xの献身」など数多くの名作を出しているミステリー作家ですが、「パラレルワールド・ラブストーリー」のような理系出身ならではの作品でも楽しませてくれます。 今回紹介するのは2009年に単行本として発...
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